6月 熱中症対策

2025年6月5日木曜日

健康情報

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 熱中症とは

高温多湿の環境下で起こる体調不良の総称です。
軽症であれば、めまいや立ち眩みなどの症状が現れます。
悪化すると頭痛や吐き気、意識障害や全身の痙攣など生命に危険が及ぶ事もあります。

熱中症対策!

1.水分補給:熱中症の背景にあるのが脱水症です。
・熱中症予防の基本は水分補給
 成人は毎日約1.2ℓの水分を飲み水で補給する必要があります。
 普段は水や麦茶で補給してください。
 大量の汗をかいたときは塩分や糖分も補給できる経口補水液やスポーツ飲料などで補水することが望ましいです。
・喉が渇いていなくてもこまめに水分補給を
 喉の渇きを覚えた時には既に脱水が始まっています。
 喉が渇いていなくてもこまめに水分補給することが大切です。
・寝る前と起床時にコップ一杯の水を
 成人の場合、就寝中におよそコップ一杯分の汗をかくといわれます。
 寝る前と起床時にコップ一杯の水分を補給する習慣をつけましょう。

2.涼しく過ごす工夫をする:高温多湿の環境に身を置かないことが大切です。
①室内を涼しくする
・室内に差し込む日光を遮る
 日差しが部屋に直接入ってくると室温が上昇します。
 すだれや朝顔ゴーヤなどのグリーンカーテンで日光を遮りましょう。
・風通しをよくする
 向き合っている窓を開けたり、玄関に網戸をつけて玄関扉を開け、
 部屋や家全体の風通しを良くしましょう。
・室温や湿度をこまめに確認
 室温や湿度は体感ではわかりにくいです。
 室温28℃以下、湿度70%以下を目安に調整し、温湿度計で確認しましょう。
②身体を冷やす
・冷却グッズを利用する
 保冷剤、水で濡らして冷やすネッククーラー、たたけば冷える瞬間冷却パックなど
・通気性の良い服装をする
 襟元の開いたゆったりした服装で衣服の中や体の表面に風を通し、
 体から出る熱と汗を逃がしましょう。

3.暑さに負けない体を作る
 体力が低下すると暑さに対応する力が弱まり、熱中症のリスクも高くなります。
 暑い夏だからこそ、意識して体力の維持向上に努めましょう。
・栄養バランスの良い食事
 暑くなるとあっさりした食事になりがちで、栄養バランスが乱れてしまいます。
 主食+肉・魚、野菜など様々な食材を取り入れてください。
・ビタミンB1で疲労回復
 疲労の蓄積は熱中症の誘因になるといわれています。
 疲労回復に効果的な栄養素がビタミンB1です。
 豚肉や大豆、ナッツなどに多く含まれています。
・クエン酸で疲労物質の乳酸を分解
 クエン酸はレモンやみかん、梅干しなどに含まれる酸味成分です。
 疲労時に蓄積され、疲れの原因物質といわれる乳酸を分解する働きがあります。
・筋肉は水分の貯水場
 筋肉の約70%は水分です。
 体内最大の貯水場である筋肉が加齢や運動不足などで減ると
 体内の水分も少なくなり、脱水が進行しやすくなります。

所在地

大阪市住吉区帝塚山東3-8-20

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