2月 花粉症について

2025年2月1日土曜日

健康情報

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花粉症は早めの対策が鍵

くしゃみや鼻水などで悩まされる花粉症は早めの対策で乗り切りましょう。

1.応急処置

 ・鼻水
  片方ずつ優しくゆっくり鼻をかみます。
  両方の鼻を一度にかむと菌やウィルスを含む鼻汁が耳管を通って中耳に入り、
  中耳炎を起こす可能性があります。
 ・鼻血
  鼻血が出た時は鼻の中に固く丸めた脱脂綿かティッシュを一つだけ入れ、
  小鼻を鼻の真ん中の仕切りに向かって外側からしっかり押さえて下さい。
  脱脂綿がなければそのまま押小鼻をしっかり10分程つまんで止血します。
 ・鼻づまり
  鼻の粘膜がうっ血しているので、蒸しタオルで鼻を温めて血行を促進。
  鼻の付け根付近や小鼻の両側にあるツボを刺激する方法もあります。
 ・目のかゆみ
  目のかゆみや充血は目の炎症が原因です。
  冷たいタオルや保冷剤でくるんだハンカチ等を載せて和らげることができます。

2.治療法

 ・飲み薬:主流は抗ヒスタミン薬です。
  一昔前は眠気や口の渇きの副作用が起こりやすかったのですが、
  最近のお薬は改善されて、副作用は低減しています。
 ・点鼻薬:処方の主流はステロイド点鼻薬です。
 ・点眼薬:目薬型の洗眼薬で目を洗ってから点眼すると効果的です。
  コンタクトレンズ未装着で使用するのが原則です。
  ただし、防腐剤が含まれていない点眼液なら装着中でもOKです。
 ・舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)
  スギ花粉のエキスを1日1回毎日服用し、体をスギ花粉に慣らしていきます。
  花粉が飛散していない時期に治療を開始し、1年後に効果を感じている人が多いです。
  治療を継続するほど効果がアップするといわれています。
 ・注射・レーザー治療
  重症の人が対象の注射薬もあります。
  効果が1~2年ですが、鼻の粘膜を焼くレーザー治療もあります。

所在地

大阪市住吉区帝塚山東3-8-20

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