10月 苦くて服用しにくいお薬の対策

2026年10月1日木曜日

健康情報

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 「良薬は口に苦し」という言葉がありますが、最近は錠剤やカプセルなど飲みやすい薬が多いため、苦さを感じることが少なくなっています。
それでも中には苦味や臭いが強くて飲みづらい薬があります。そんなときの対策をお伝えします。

マスキングやコーティングで服用しやすく

 まず、薬の苦味や不快感を抑え服用しやすくするために、製薬会社が行っているさまざまな工夫からお伝えします。最も一般的な手法は甘味料や香料(フレーバー)を加えて、薬が持つ苦味や臭いを遮断するマスキングです。錠剤の周囲を砂糖の層で包み(コーティング)、薬の成分が直接舌にふれないようにしたり、苦味の強い粉末をカプセルに入れて服用時に味を感じさせない工夫が施されることもあります。
 服用感そのものを向上させる技術も進化しています。例えば、水なしで口の中の唾液だけで素早く溶けるように作られているOD錠(口腔内崩壊錠)や、粉っぽさやザラつきによる不快感を軽減するゼリー剤や液剤などが挙げられます。

服薬補助ゼリーやオブラートの使用もおすすめ

 薬は「水または白湯と一緒に服用」が基本となります。しかし、味のついた飲み物や食べ物と一緒に飲んでも問題がない薬も多くあります。
 例えば、風邪などのときによく処方されるマクロライド系抗生薬はアイスクリームやココア、コーヒー牛乳、プリンなど甘い物に混ぜると苦味がマスキングされやすくなります。コツはできるだけ早く飲み込むこと。ただし、スポーツ飲料やオレンジジュースなど酸性飲料と一緒に飲むと、薬に施されたコーティングが剥がれて苦味が強くなるので避けてください。
 薬局で手に入る服薬補助ゼリーやオブラートを使うのも良い方法です。スプーンに服薬補助ゼリーを適量とり、ゼリーの上に粉薬を振りかけ、ゼリーで包み込むようにして飲みます。このときゼリーと薬をかき混ぜないこと。かえって苦味が広がります。オブラートはバレイショかカンショ等のでんぷん粉で作られており、丸型・袋型などがあります。
 但し、胃粘膜に直接作用させる粘膜修復・保護薬や、味覚を刺激して消化液の分泌を促す健胃剤などは、薬が直接粘膜や舌に触れないと効果を発揮しないため、オブラートで包んで服用しては効果を発揮しないので注意が必要です。

所在地

大阪市住吉区帝塚山東3-8-20

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